地方史研究雑誌目次速報 170号(2024.11)
飯澤文夫編|日外アソシエーツ制作(毎奇数月1日ポスト)
北海道|宮城|山形|福島|茨城|群馬|埼玉|千葉|東京|神奈川|新潟|富山|石川|福井|長野|岐阜|静岡|愛知|滋賀|京都|大阪|兵庫|和歌山|岡山|広島|愛媛|福岡|沖縄|全国誌|寄贈図書|編集後記北海道
文化情報 (400) 北海道文化財保護協会 2024.9
宮城県
仙台市博物館だより (212) 仙台市博物館 2024.6
東北民俗 58 東北民俗の会 2024.6
山形県
山形史学研究 (52) 山形史学研究会 2024.8
福島県
安蔵つうしん「鈴木安蔵を讃える会」ニュース (24) 鈴木安蔵を讃える会 2024.8
安蔵つうしん「鈴木安蔵を讃える会」ニュース (25) 鈴木安蔵を讃える会 2024.8
安蔵つうしん「鈴木安蔵を讃える会」ニュース (26) 鈴木安蔵を讃える会 2024.8
安蔵つうしん「鈴木安蔵を讃える会」ニュース (27) 鈴木安蔵を讃える会 2024.8
安蔵つうしん「鈴木安蔵を讃える会」ニュース (28) 鈴木安蔵を讃える会 2024.9
安蔵つうしん「鈴木安蔵を讃える会」ニュース (29) 鈴木安蔵を讃える会 2024.9
郡山地方史研究 54 郡山地方史研究会 2024.3
文字摺通信 ふくしまの歴史と文化財 (68) 文字摺歴史文化社 2024.7
文字摺通信 ふくしまの歴史と文化財 (70) 文字摺歴史文化社 2024.8
文字摺通信 ふくしまの歴史と文化財 (71) 文字摺歴史文化社 2024.9
文字摺通信 ふくしまの歴史と文化財 (72) 文字摺歴史文化社 2024.9
文字摺通信 ふくしまの歴史と文化財 (73) 文字摺歴史文化社 2024.10
文字摺通信 ふくしまの歴史と文化財 (74) 文字摺歴史文化社 2024.10
茨城県
歴史文化研究(茨城) (11) 歴史文化研究会(茨城) 2024.8
群馬県
武尊通信 (179) 群馬歴史民俗研究会 2024.9
埼玉県
榧りぽーと (92) さいたま市教育委員会生涯学習部文化財保護課 2024.3
埼玉文化財だより (147) 埼玉県文化財保護協会 2024.3
難波田城だより (99) 富士見市立難波田城資料館 2024.3
千葉県
我孫子市史研究センター・会報 (266)通号573 我孫子市史研究センター 2024.7
我孫子市史研究センター・会報 (267)通号574 我孫子市史研究センター 2024.8
東京都
荒川ふるさと文化館だより (51) 荒川ふるさと文化館 2024.3
板橋史談 (321) 板橋史談会 2024.8 コラム
板橋史談会創立60周年特集号である。
同会は、1964年11月に刊行された黒部渓三『板橋ものがたり 史跡篇』(同刊行会)を契機に、同年12月に設立された。その頃、板橋文化会議と板橋区社会教育課の共催で年に1~2回、「区内史跡めぐり」が開催され、70人前後もの参加者があった。その参加者たちから文化会議に解説書の要望が寄せられ、時代小説家の黒部氏に執筆依頼して刊行したものである。
初代会長は東京大学史料編纂所教授の岡田章雄で15年、第2代は駒澤大学学長の櫻井徳太郎が16年務めた。現在は第5代の成城大学名誉教授松崎憲三氏である。
活動は、定期的なものだけでも、月例会、区から受託した史跡散歩、区の事業である文化財ふれあいウイークへの解説員派遣、文化財の見方入門講座、区民文化祭への参加、板橋郷土史塾の開講など多様で、『古建築鑑賞の手引き』、『武州板橋誌(徳丸誌)』、『徳丸の民俗芸能』ほか多くの出版物もある。なかでも、7年がかりで取り組んで1989年に刊行した『いたばし郷土史事典』(2000年に改訂版)は大きな業績である。
機関誌『板橋史談』は、1996年4月にタブロイド判で創刊し、その後A5判、B5判に、また刊行頻度も隔月刊から季刊へと変遷し現在に至っている。この間、1986年に総目次と題目総索引を収録した別冊第1号を、また、この度の60周年においても、既刊目次一覧(第283号~第321号)を別冊第4号として発行した。
1967年から会員制を導入し、89名が加入した。その後、1996年には171名を擁するまでになったが、松崎氏によれば、昨今の少子高齢化や歴史離れの傾向等によって会を取り巻く環境は厳しく、2024年7月現在で52名に減っている。
今後は、組織的にテーマを定め、会員同士が協力して取り組む形にし、一体感の醸成を図っていきたいという。テーマには、かつて区教育委員会が実施した石仏・石塔調査の今日的視点での再調査、庶民信仰の歴史と現状把握なども考えているとのことである。難局を乗り越えて着実に継続していくことを期待したい。
北区史を考える会会報 (151) 北区史を考える会 2024.5
北区史を考える会会報 (152) 北区史を考える会 2024.8
西行学 (15) 西行学会(発売:笠間書院) 2024.9
十條村研究 (9) 通号31 榎本龍治 2024.8
世田谷区誌研究会会報 (38) 世田谷区誌研究会 2024.9
世田谷区史編さんだより (8) 世田谷区政策企画課区史編さん担当 2024.3
台東区立中央図書館郷土・資料調査室報 (14) 台東区立中央図書館郷土・資料調査室 2024.3
多摩地域史研究会会報 (161) 多摩地域史研究会 2024.7
多摩のあゆみ (195) たましん地域文化財団 2024.8
千代田区立日比谷図書文化館 文化財ニュース (32) 千代田区教育委員会 2024.3
東京大空襲・戦災資料センターニュース (45) 東京大空襲・戦災資料センター 2024.7
東京の文化財 (135) 東京都教育庁地域教育支援部管理課 2024.3
ぼいす 北区飛鳥山博物館だより (52) 北区飛鳥山博物館 2024.3
みやこどり すみだ郷土文化資料館だより (68) すみだ郷土文化資料館 2024.3
武蔵国分寺跡資料館だより (53) 武蔵国分寺跡資料館 2024.2
めぐろ歴史資料館・文化財だより (19) 目黒区教育委員会 2024.3
龍馬タイムズ (148) 東京龍馬会 2024.4
歴史館だより (77) 東村山ふるさと歴史館 2024.7
歴史館ニュース (19) 港区立郷土歴史館 2024.3
神奈川県
小田原史談 (278) 小田原史談会 2024.7
小田原地方史研究 (32) 小田原地方史研究会 2024.7
開港のひろば (156) 横浜開港資料館 2024.2
開国史研究 (24) 横須賀開国史研究会 2024.3
柿生文化 柿生郷土史料館情報・研究誌 (189) 柿生郷土史料館 2024.2
柿生文化 柿生郷土史料館情報・研究誌 (192) 柿生郷土史料館 2024.5
かまくら女性史の会 Newsletter (119) かまくら女性史の会 2024.9
かまくら女性史の会 Newsletter (120) かまくら女性史の会 2024.10
市史通信 (50) 横浜市史資料室 2024.7
首都研ネットワーク (102) 首都圏形成史研究会 2024.8
逗子吾妻鏡研究 (49) 逗子吾妻鏡研究会 2024.1
逗子吾妻鏡研究 (50) 逗子吾妻鏡研究会 2024.4
逗子吾妻鏡研究 (51) 逗子吾妻鏡研究会 2024.8
埋文よこはま (47) (財)横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター 2024.3
三浦一族研究 (28) 三浦一族研究会(編) 2024.3
横浜みなと博物館ニュース (2) 横浜みなと博物館 2024.4
新潟県
高志路 (433) 新潟県民俗学会 2024.8
新潟史学 (87) 新潟史学会 2024.8
まきの木 (118) 巻郷土資料館友の会 2024.7
富山県
富山史壇 (204) 越中史壇会 2024.7
とやま民俗 (102) 富山民俗の会 2024.8
石川県
石川れきはく (146) 石川県立歴史博物館 2024.5
石川れきはく (147) 石川県立歴史博物館 2024.7
加能民俗 (167) 加能民俗の会 2024.3
加能民俗研究 (55) 加能民俗の会 2024.3
福井県
若越郷土研究 69(1) 通号318 福井県郷土誌懇談会 2024.7
山梨県
地域と社会 (15) 佐藤 弘 2024.6
埋文やまなし (70) 山梨県埋蔵文化財センター 2024.3
長野県
伊那路 68-7 通号810(上伊那郷土研究会) 2024.7
飯田市歴研ニュース (131) 飯田市歴史研究所 2024.8
信濃 [第3次] 76(8) 通号895 信濃史学会 2024.8
長野県民俗の会通信 (303) 長野県民俗の会 2024.9
岐阜県
郷土研究・岐阜 (142) 岐阜県郷土資料研究協議会 2024.9
博物館だより (117) 岐阜市歴史博物館 2024.7
三輪山真長寺文化財保存会だより (56) 三輪山真長寺文化財保存会 2024.4
静岡県
静岡県近代史研究会会報 (551) 静岡県近代史研究会 2024.8
静岡県近代史研究会会報 (552) 静岡県近代史研究会 2024.9
静岡県地域史研究会報 (255) 静岡県地域史研究会 2024.7
静岡県地域史研究会報 (256) 静岡県地域史研究会 2024.9
静岡県民俗学会会報 (192) 静岡県民俗学会 2024.9
彰往考来 (6) 静岡市歴史博物館 2024.3
愛知県
愛城研報告 (27) 愛知中世城郭研究会 2024.8
朝日遺跡だより (12) あいち朝日遺跡ミュージアム 2024.3
あつた (283) 熱田神宮宮庁 2024.7
岩崎城だより (64) 岩崎城歴史記念館 2024.4
岩瀬文庫だより (81) 西尾市岩瀬文庫 2024.6
刈谷市歴史博物館NEWS (16) 刈谷市歴史博物館 2024.7
道風記念館だより 道風(とうふう) (70) 春日井市道風記念館 2024.3
古橋懐古館だより (15) 古橋懐古館 2024.4
れきしみち (133) 安城市歴史博物館 2024.7
滋賀県
天下布武 (40) 織田信長家臣団研究会 2024.6
彦根城博物館だより (146) 彦根城博物館 2024.9
京都府
都藝泥布 京都地名研究会会報 (85) 京都地名研究会 2024.8
大阪府
大阪民衆史研究会報 31(8) 通号347 大阪民衆史研究会 2024.8
近畿文化 (897) 近畿文化会 2024.8
近畿文化 (898) 近畿文化会 2024.9
つどい (429) 豊中歴史同好会 2024.7
つどい (430) 豊中歴史同好会 2024.8
つどい (431) 豊中歴史同好会 2024.9
兵庫県
源右衛門蔵 (26) 宝塚の古文書を読む会 2024.6
西宮文化協会会報 (677) 西宮文化協会 2024.8
西宮文化協会会報 (678) 西宮文化協会 2024.9
歴史と神戸 63(4) 通号365 神戸史学会 2024.8 コラム
「特集 戦時下の体験を掘り起こし語り継ぐ」は、2023年7月に開催された神戸空襲を記録する会のシンポジウムを記録したものである。
シンポジウムは長く同会を主導してきた前代表中田政子の3回忌と、『歴史と神戸』が特集号「神戸空襲を記録する会と中田政子さんの歩み」(第62巻第3号)を発行したことに合わせ、「中田さんの遺志を引き継ぐ会として、会員や関心を寄せる市民とともに活動をふりかえり、次の世代への継承をともに考える場」として企画したものである。
第一部の兵庫津ミュージアム名誉館長田辺眞人氏の講演「神戸空襲を記録する会の活動と中田政子」は、1942年の初めての神戸空襲から45年の大規模空襲に至る状況、その様子を描いた野坂昭如の『火垂るの墓』、記録する会の前史といえる、後に神戸史学会を創設する落合重信らリベラル文化人による1948年の市民同友会の結成、初期のリーダーであった神戸新聞主筆畑専一郎、記録する会事務局長君本昌久、そして中田政子への流れを追ったものである。中田の大きな功績は、神戸市を粘り強く説得して戦災資料館の設置を実現させたこと、そして、思想的、党派的に偏らず、普通の市民の立場で人々に当たったことだと述べる。
第二部のパネルディスカッションは、神戸新聞論説委員、2022年高校生平和大使、2022年・2023年高校生平和大使サポーター、記録する会から代表とメンバー2名の5人で行われた。なかでも、若者二人の、核兵器廃絶を求める署名や模擬国連活動などの実践行動と、戦禍を伝えていきたいという熱い思いに心を打たれる。先頃の原爆被団協のノーベール平和賞受賞会見にも高校生が同席していたが、次の世代に引き継いでいくことの確かな意志を感じされられるシンポジウムであった。
和歌山県
紀州古城館情報 和歌山城郭調査研究会会報 (382) 和歌山城郭調査研究会 2024.5
紀州古城館情報 和歌山城郭調査研究会会報 (383) 和歌山城郭調査研究会 2024.6
熊野 (166) 紀南文化財研究会 2024.5
熊野学研究 (12) 国際熊野学会 2024.8
和歌山城郭研究 (23) 和歌山城郭調査研究会 2024.6
岡山県
岡山地方史研究 (163) 岡山地方史研究会 2024.8
広島県
芸備地方史研究 (325・326) 芸備地方史研究会 2024.8
島野伝太郎一家の まちなみ通信 (56) 廿日市市経営企画部宮島企画調整課宮島まちづくり推進係 2024.1
島野伝太郎一家の まちなみ通信 (57) 廿日市市経営企画部宮島企画調整課宮島まちづくり推進係 2024.2
島野伝太郎一家の まちなみ通信 (58) 廿日市市経営企画部宮島企画調整課宮島まちづくり推進係 2024.3
備陽史研究 (30) 備陽史探訪の会 2024.8
備陽史探訪 (236) 備陽史探訪の会 2024.7
みよし地方史 (124) 三次地方史研究会 2024.8
わが町三原 (401) みはら歴史と観光の会 2024.8
わが町三原 (402) みはら歴史と観光の会 2024.9
愛媛県
いせき ニュースレター (187) 遺跡発行会 2024.5
いせき ニュースレター (188) 遺跡発行会 2024.6
いせき ニュースレター (189) 遺跡発行会 2024.7
いせき ニュースレター (190) 遺跡発行会 2024.8
伊予史談 (414) 伊予史談会 2024.7
砥部古文書の会 ニュースレター (15) 砥部古文書の会 2024.8
福岡県
九州史学 (197) 九州史学研究会 2024.7
九州史学 (198) 九州史学研究会 2024.8
沖縄県
宮古郷土史研究会会報 (263) 宮古郷土史研究会 2024.7
全国誌
アーカイブ通信 (31) ネットワーク・市民アーカイブ 2024.7
黄檗文華 (143) 黄檗山万福寺文華殿 2024.7
儀礼文化ニュース (235) 儀礼文化学会 2024.9
国史学 (242) 国史学会 2024.7
古代史の海 (112) 古代史の海の会 編集委員会 2024.6
山岳修験 (73) 日本山岳修験学会(発売:岩田書院) 2024.3
史境 (83) 歴史人類学会 2024.3
史迹と美術 94(5) 通号945 史迹美術同攷会 2024.7
城郭だより (126) 日本城郭史学会 2024.7
城だより (668) 日本古城友の会 2024.8
城だより (669) 日本古城友の会 2024.9
西郊民俗 (268) 西郊民俗談話会 2024.9
大道芸通信 (392) 日本大道芸・大道芸の会 2024.7
大道芸通信 (393) 日本大道芸・大道芸の会 2024.8
大道芸通信 (394) 日本大道芸・大道芸の会 2024.9
治水神・禹王研究会誌 (11) 治水神・禹王研究会 2024.4
地方史研究 74(4) 通号430 地方史研究協議会(発売:岩田書院) 2024.8
地理 69(8) 通号831 古今書院 2024.8
地理 69(9) 通号832 古今書院 2024.9
年報 首都圏史研究 (13) 首都圏形成史研究会 2024.6
ヒストリア (305) 大阪歴史学会 2024.8
まつり通信 64(5) 通号633 まつり同好会 2024.9
民具研究 (166) 日本民具学会 2024.8
民具マンスリー 57(5) 通号677 神奈川大学日本常民文化研究所 2024.8
民具マンスリー 57(6) 通号678 神奈川大学日本常民文化研究所 2024.9
寄贈図書
開拓使最初の屯田兵 琴似兵村〈復刻版〉 山田勝伴(著) 地域メディア研究所発行 2024.6
第47回北陸三県民俗の会年会 発表資料 富山民俗の会・福井民俗の会・加能民俗の会 2024.8
倉石あつ子 倉石忠彦 二人の軌跡 自著自註 倉石美都 2024.7
岐阜縣に於ける出稼職工と女工供給組合 岐阜郷土資料研究協議会 2024.7
城と陣屋 60周年記念講演集 日本古城友の会 2024.9
思ひ出づるまゝ―延岡出身、或る慶應義塾教員の回想 藤田一松(著) 延岡バックステージ 2023.11
編集後記
日本近代文学館館報『日本近代文学館』のバックナンバーを繰っていたところ、佐々木靖章氏の「大政翼賛会関係地方資料の寄贈について」(No.298 2020.11.15)が目に留まった。同氏は茨城大学名誉教授で、有島武郎や日本近代地方詩史など日本近代文学研究者で、この論考はご自身が日本近代文学館に寄贈した大政翼賛会関係の地方資料の意義について述べたものである。
関係する中央の資料は、『資料集 総力戦と文化』(大月書店 2000~2001)にほぼ収録されているが、大政翼賛会福岡市支部発行の『福岡地方文化聯盟名簿』(1941)や大政翼賛会茨城県支部の『翼賛壮年団結成要項』(1941)といった地方資料はほとんど残存しないという。理由は終戦後にGHQの摘発を恐れ、個人のみか図書館においてすらも処分されたからだ。
そして、「しかし、現場で翼賛会の実務に携わったのは地方の人であるから、その実名と実践内容を知らなければ翼賛会の実態を知ることは出来ない。」「私がある世代の戦時下の「真実」に拘るのは、戦争責任を問うとかその言動を批判するためではない。自らの履歴に修正を加えると「あったことがなかったこと」になり、「偽史」が「正史」に置き換えられる恐れがあるからである。」と記す。正鵠を射るとはこういうことだと得心した。
これは地方史研究にも当てはまることではないだろうか。中央史や政治・権力史だけでは歴史の「真実」は見えてこない。民衆が暮らす様々な地域の、土地に根ざした研究があって、はじめてこの国の全体像が分かるのだと思う。
『地方史情報』はこれからも、全国各地の研究動向に目を向け、そこから産み出される地道な研究文献を、細大漏らさず丹念に記録していきたい。
地方史研究雑誌目次速報 170号 2024年(令和6年)11月1日 発行
編集:飯澤文夫
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