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図書館の理念と、図書館員の思いや考え方を伝える映像教材

シリーズ 図書館のビジョン 第1巻 札幌市図書・情報館 はたらくをらくにする

  • 監修:野末俊比古(青山学院大学)
  • 制作:リトルスタジオインク株式会社
  • 著作:図書館のビジョン製作委員会
  • 発行:日外アソシエーツ株式会社
  • 2025年1月23日発売 価格6,600円(本体6,000円+税)
  • 形態:DVD(動画約30分)+付録冊子(動画配信にも対応予定)
  • ISBN 978-4-8169-8892-9
  • PDFチラシはこちら

野末 俊比古(のずえ・としひこ)

 青山学院大学教育人間科学部教育学科教授、同学部長。専門は図書館情報学、教育情報学。日本図書館協会図書館利用教育委員会委員長、国立国会図書館科学技術情報整備審議会基本方針検討部会長、東京都立図書館協議会議長、小松市未来型図書館アドバイザーなども務める。

出荷開始


 2024年9月に制作着手しました「シリーズ 図書館のビジョン 第1巻 札幌市図書・情報館 はたらくをらくにする」が完成し、出荷を開始いたしました。

 監修をしていただきました青山学院大学の野末俊比古教授に本映像教材の「資料の趣旨・特色」「制作の方針・姿勢」「企画の背景・対象」「教材としての特徴・工夫」について解説いただきましたのでご紹介します。


■資料の趣旨・特色
 「シリーズ 図書館のビジョン」は、優れた活動を展開している全国の図書館を取り上げた映像資料です。司書課程・講習や図書館の研修などにおいて教材として利用されることを想定しています。対象となる図書館は、Library of the Year の受賞などを参考にしながら選択し、打診・相談のうえで決定しています。

 単なる図書館の紹介に留まらず、運営の背景・基盤となっている「理念(ビジョン)」に着目します。また、インタビューを通して、図書館員の皆さんが抱いている「想い」や「考え」を探っていきます。ただし、「正解」を提示するものでは必ずしもありません。視聴する皆さんが、それぞれの立場・視点から、それぞれの在り方について考察していく素材・契機となることが教材として意図するところです。

 具体的な工夫についても適宜、取り上げています。各図書館の実践にすぐに活かせるヒントもたくさん得られると思います。


■制作の方針・姿勢
 図書館員の皆さんに対するインタビューにあたっては、セリフを記した台本はとくに準備していません。もちろん、事前に複数回の打合せ(メールなどを含む)を行い、進行表など(どの場所を撮影し、どなたにどんなことを伺うかを示したおおまかなシナリオ)は準備・共有していますが、実際の質問や回答は予め用意されたもの(だけ)ではなく、その場で掘り下げながら対話をしています。図書館員の皆さんが実際に活動している図書館という場所で、時間をかけて話を伺っています。(DVD で取り上げている発言の数倍から十数倍もの時間の撮影がされています!)

 リラックスしたなかで、じっくりと話を伺うことで「普段から想っていることや考えていること」が見えてくると考えたためです。リハーサルもとくに行なっていません。サービスの背景・基盤にある図書館の「ビジョン」と、サービスを実際に展開している図書館員の皆さんの「想い」「考え」をぜひ受け止めてほしいと思います。なお、図書館員の皆さんは、事前に告知していない質問であっても、たいへんスムースに回答してくださいます。自館・自身の目的・意義・課題などについて普段から理解・考察・実践しているからこそでしょう。


■企画の背景・対象
 「シリーズ 図書館のビジョン」は、上記の趣旨に基づいて企画されました。司書課程・講習で学んでいる学生・受講者の皆さん、研修・研鑽に臨む図書館員の皆さんの教材としてぜひご活用ください。また、図書館政策、とりわけ運営方針や新築・改築計画などに携わる行政・企業・研究などの関係者の皆さん、図書館の仕事に興味のある中学・高校生の皆さん、そして図書館を利用している皆さんも、ぜひご覧ください。

 なるべく多くの皆さんにお届けするため、価格は限界まで抑えることにしました。また、購入いただいたDVD は、司書課程・講習や図書館の研修などに活用いただくため、公共図書館と学校(大学を含む)においては上映・貸出をOK としています。

 取り上げているのは全国的によく知られている図書館ですので、雑誌・新聞の記事やウェブサイトなどでも情報を得ることができます。しかし、図書館の「理念」や図書館員の「想い」「考え」は、実際に視察・見学に出向き、直接、図書館員の皆さんに話を伺わないとわからないところがあります。もちろん、実際に足を運ぶことができればよいのですが、必ずしも簡単でないこともあるでしょう。「シリーズ 図書館のビジョン」が、そうした皆さんの一助になればと願っています。


■教材としての特徴・工夫
 全編を通して上映するだけでなく、授業や研修などのプログラムにあわせて部分的に利用できるように、複数のチャプターから構成しています。チャプターに番号は付していませんので、順序を問わずに上映することができます。

 理解を促進するため、テロップを提示しています。なお、教室などで上映する際に見やすいように、テロップは画面最下部を避けて表示しています。


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シリーズ図書館のビジョン1パッケージ

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