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第25回図書館サポートフォーラム賞受賞者(2025/5/21授賞式予定)

バゼル山本登紀子氏(元・ハワイ大学マノア校図書館)
 バゼル山本登紀子氏は、ハワイ大学マノア校図書館員を本務とされながら、1991年に創設された北米日本研究資料調整協議会(NCC:North American Coordinating Council on Japanese Library Resources) ―独立非営利教育団体として、北米の日本研究をより効果的に支援するために日本研究資料の調整を中心に30年を越えて活動― の同協議会会長(2007-2009年)を務められた。歴代チェアには北米を代表する日本人図書館員が多くその名を連ねているが、バゼル氏の活動は謂わば戦後第二世代を代表するものであり、現役第三世代へそのロールモデルを優れて良く顕現されており、その功績は、まさに図書館サポートフォーラム賞にふさわしく、高く評価して表彰するものである。

益田 宏明氏(『行政文書管理』編集者)
 益田宏明氏は、行政文書管理の本邦唯一の専門情報誌『行政文書管理』を2000年に刊行を開始し、隔月刊で20余年、今日の焦眉の課題をほぼ個人編集の力技で明確に指摘され続けました。本年2025年2月号において151号を重ね、本号においては「非現用歴史公文書の利用提供」に着目され、また昨年2024年2月号では「災害対策と文書管理」を特集されるなど、常に文書管理行政に関わって四半世紀一貫して先鋭的かつアクチュアルな問題提起をされており、その功績は、まさに図書館サポートフォーラム賞にふさわしく、高く評価して表彰するものである。

山田 伸枝氏(元・ネパール国立図書館アドバイザー)
 山田伸枝氏は、大阪樟蔭女子大学図書館に在職されていた1980年に青年海外協力隊としてネパールに赴任、2年後に帰国し、1997年からは国際交流基金関西国際センター図書館に籍を置きつつネパールの図書館の発展に関わり、2002年からはJICAシニアボランティアとしてネパール国立図書館アドバイザー(Library Management Advisor)として、とりわけ同館児童図書室の立ち上げに尽力されました。その後も継続して同国の図書館活動および同地の司書育成にも多大な支援をされており、その功績は、まさに図書館サポートフォーラム賞にふさわしく、高く評価して表彰するものである。

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