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第11回図書館サポートフォーラム賞受賞者(2009/4/14授賞式)

icon 戸田光昭氏・山﨑久道氏講評

藤野 幸雄氏(元・図書館情報大学副学長)
 藤野幸雄氏国際文化会館図書室長の実務を経て、図書館情報大学教授・副学長、東京農業大学教授などを勤めた。図書館史、出版文化史の専門家として、『大英博物館』(岩波新書 1975年)から近著『図書館 この素晴らしき世界』までの70点以上に及ぶ著作は、「図書館についての啓蒙書」となっており、図書館の価値を一般の人にもわかりやすいように語り続けている。

 受賞の言葉 


木部 徹氏(有限会社資料保存器材)
 木部徹氏有限会社資料保存器材を創業し、新しい資料保存(コンサベーション)の実践に取り組み続けている。また、同社ホームページに、2005年から「ほぼ日刊資料保存」を立ち上げ、世界と日本の資料保存の動向を、広くしかも的確、迅速に、図書館、アーカイブズ、文化財関係者などに知らせている。講演、執筆など多数あり、主な著作には『容器に入れる』(日本図書館協会 1991年)、『図書館と資料保存』(雄松堂出版 1995年)、『IFLA 図書館資料の予防的保存の原則』(日本図書館協会 2003年)などがある。

 受賞の言葉 


icon 推薦者・安江明夫様からの祝辞

大森 一彦氏(元・東北工業大学図書館)
 森一彦氏東北工業大学附属図書館の司書として永く勤務し、また書誌の研究者・作成者として、40年をかけて作成した寺田寅彦の書誌(『人物書誌大系36』日外アソシエーツ 2005年)の他、中谷宇吉郎、マイケル・ファラデイなどの物理学関係者書誌を作成した。さらに、私立大学図書館協会文献探索研究会の通信会員として、会誌『書誌メモ』、『書誌調査』、『文献探索』に書誌と書誌論を毎号寄稿し、会員や書誌関係者に明確な指針を与えた。

 受賞の言葉 


<図書館サポートフォーラム賞特別賞>
末吉 哲郎氏(前・図書館サポートフォーラム代表幹事)
 末吉哲郎氏末吉哲郎さんは、経団連(現・日本経団連)図書館で様々な革新的な経営やサービスを実践されるとともに、関連の専門家のネットワークを形成し、その中からJOINT(雑誌記事索引 経済産業編)を生み出すなど図書館界において先進的な試みを数多く実施されました。また、企業史料、美術・音楽などの分野でも、団体運営の手腕をいかんなく発揮され、こうした活動の充実に多大な寄与をされました。団体創りの集大成として創設した「図書館サポートフォーラム」では指導的な役割を果たし、独自のコンセプトに基づく「図書館サポートフォーラム賞」を発案されるなど、本会の運営に多大な貢献をされました。

 受賞の言葉 

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