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第10回図書館サポートフォーラム賞受賞者(2008/4/11授賞式)

icon 山﨑久道 表彰委員長講評

飯島 朋子氏(元・一橋大学附属図書館勤務)
 飯島朋子氏一橋大学図書館の司書として永年勤められ、その間、多くの意欲的な業務報告を発表される傍ら、ブロンテ姉妹やギャスケルの研究や文献目録に関する著作を多数発表された。これらは、いずれも多忙な業務の合間を縫ってものされたものである。その一方、図書館や図書館員が登場する映画を渉猟し、その調査結果を類型化して発表された。このことは、図書館を社会に認知させる上で大きな効果があったと考えられる。

 受賞の言葉 


佐藤 正氏(ライブラリー・カフェ・ヴィッセン)
 佐藤正氏大学で司書資格を取得され、都内の医学図書館、短大図書館で司書として永く勤務の後、コンピュータシステム会社に転じた。その後、「司書という職業の持つ意義を生かしたカフェを経営する」という年来の夢を実現させるために、会社を退職し、起業方法の研修、紅茶等食品提供に関する資格を取得した後、2006年4月に「ライブラリー・カフェ・ヴィッセン」を多摩市に開いた。カフェの心地よさ、ライブラリーの情報提供機能、コミュニティとしての人の交流という3点の明確で魅力的なコンセプトのもとに運営されている。

 受賞の言葉 


肥田ひだ 美代子氏(文字・活字文化推進機構理事長)
 肥田美代子氏児童文学作家であり、1989年参議院議員に初当選以来、国会において「国際子ども図書館」の設立に尽力するとともに、「子どもの読書活動推進法」「文字・活字文化振興法」を議員立法として実現させる運動の先頭に立ち、両法を成立させた。2007年10月、両法に基づく実際の推進機関として設立された「文字・活字文化推進機構」の理事長に就任し、読書文化や図書館の振興に力を尽くしている。

 受賞の言葉 

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