HOME > 図書館サポートフォーラム(LSF)賞

第8回図書館サポートフォーラム賞受賞者(2006/4/20授賞式)

icon 井上如 表彰委員長講評

松岡 享子きょうこ氏(東京子ども図書館理事長)
 松岡享子氏財団法人東京子ども図書館は、児童室・文庫の運営、資料室(児童関係専門図書館)、調査研究、機関誌の発行、講演会、講習会、出版、人材育成などをおこなう、「子どもの読書」を専門主題とした、税金をまったく使わない、過去にその例を見ない、館種を越えた図書館である。意欲と信念と実行力と勇気と想像力の人、松岡享子氏ならではの仕事である。

 受賞の言葉 


近江 哲史おうみ・さとし氏(日本企業文化研究所所長)
 近江哲史氏「図書館に行ってくるよ」、「図書館力をつけよう」などの著作は、1)図書館に関する広範囲にわたる、並々ならぬ勉強のあとをうかがわせる、2)その勉強で得た知識はよく咀嚼されていて、知恵として結実している、3)親しみやすい文章でその知恵の伝授が図られ、読者に「よし自分も」という気にさせる力を持つ。想像力豊かな図書館の非専門家ならではの仕事である。

 受賞の言葉 


高橋 晴子氏(大阪樟蔭女子大学学芸学部助教授)
 服飾・身装関係の資料収集、データベース化から始まり、民博などでの共同研究を踏まえた「身装概念コード、分類コード」の開発、更に最近の新聞小説挿絵、雑誌掲載写真等画像資料の批判的読み取りまで、常に新しい課題に挑みつつ学問研究とドキュメンテーションとの融合を目指し、著作物、雑誌編集等を通じてその成果の普及に努めてきた功績。

 受賞の言葉 

ページトップに戻る