図書館活動をサポートするOB会 Library Support Forum
LSF事務局(日外アソシエーツ内)
TEL. 03-3763-5241
営業時間 AM9:00 ~ PM18:00
第7回図書館サポートフォーラム賞受賞者(2005/4/15授賞式)
菊池 佑氏(日本病院患者図書館協会会長、IFLA常任委員)
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岩手県出身。図書館短期大学別科修了。大学図書館勤務の傍ら、1974年日本病院患者図書館協会を設立し、国内の全国調査と欧米視察の知見を踏まえて、わが国初の専任司書担当の患者図書館となる県立静岡がんセンター「あすなろ図書館」を実現させるなど、病院患者図書館の調査・研究・普及活動で30年間常にパイオニアとして活動してきた。最近、芝大門(日赤の隣)に「いのちの図書館」を開設する等、活躍はとどまることを知らない。
- 受賞の言葉
京藤 松子氏(元・アメリカンセンター資料室司書)
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米国ルイジアナ州立大学大学院図書館情報学修士課程修了。エール大学図書館東洋部に勤務し、日本研究・日米関係分野の研究者の研究支援に努めた後、帰国。1972年より米国政府機関であるアメリカンセンター資料室に33年間勤務、このたび退職した。その間、米国政府関係の日本国内への情報提供をはじめ最新の情報技術に関する情報提供、図書館情報学の学生・教師をはじめ日本人研究者の渡米準備への指導助言、「誰のための図書館」の翻訳出版、さらには日本の専門図書館協議会と米国 Special Libraries Association との強力なパートナーシップの確立に尽力するなど館界に多彩な貢献をした。今後の更なる活躍が期待される。
- 受賞の言葉
小林 是綱氏(山中湖情報創造館館長)
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山梨県立図書館司書、石和町立図書館設立(初代館長)を経て、初代館長として大泉村に八ヶ岳大泉図書館を建設し「金田一春彦ことばの資料館」を設置。一方、県内の図書館ネットワークなどパイオニアとしてIT化を推進、図書館資料のデジタル化による資産の共有をはかるため、NPO地域資料デジタル化研究会を立ち上げ、現在は山中湖に情報創造館を設立させ、その運営を受託している。館界の常識をこえた、斬新なアイディアと行動力の人である。
- 受賞の言葉