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「東洋文庫」見学会

2012年11月2日(木)pm2:30~4:30 参加14名

東洋文庫清清しい秋空の中、14名が参加しました。

同館は三菱第3代当主・岩崎久彌が設立した、東洋学分野での日本最古・最大かつ世界でも五指に入る研究図書館です。

最初に図書課長の會谷様から、同館の設立経緯や事業内容、所蔵資料について説明を受けました。

続いて閉架書庫に移り、所蔵されている貴重資料を拝見しました。和本の色彩の美しさ、幕末期の地図など、素晴らしい内容に興奮を抑えられない参加者から次々と質問が投げかけられました。私も小学生の頃に荒俣宏さんの博物学に関する本を読み込んだ世代なので、実に楽しい一時でした。

続いて併設されている東洋文庫ミュージアムを拝見しました。こちらは2011年秋のリニューアル時に広く一般の東洋学への興味を喚起することを目的として造られた施設です。「アヘン戦争図」や「解体新書」など、教科書でおなじみの展示品に多くの見学者の方が見入っていました。同館の正面が、江戸の二大庭園として名高い「六義園」というロケーションと相まって、うまく目論見を果たしているなと感じました。

見学会を受け入れて下さり、全体のコーディネートをしていただいた普及展示部の岡崎様、貴重な資料の解説をしていただいた図書課長の會谷様ほか、東洋文庫の皆様には深く御礼申し上げます。

東洋文庫


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