HOME > イベントの記録

「講談社野間記念館+永青文庫」見学会

2012年5月31日(木)pm2:30~5:00 参加14名

講談社野間記念館新緑の穏やかな皐月の中、14名が参加しました。

まず当初の目的地である講談社野間記念館に伺いました。同館は講談社創業90周年事業の一環として 2000年4月に設立された美術館です。

特別展『川合玉堂と東京画壇の画家たち展』から、講談社創業者・野間清治が収集した「野間コレクション」など多くの絵画作品を鑑賞しました。

永青文庫思ったよりも早く見学が終わってしまい、もっと見たいという声が上がったので、同館から200メートルほど離れた場所にある永青文庫にも急遽伺いました。

こちらは昭和25年(1950)、肥後細川家の第16代当主・細川護立によって設立された日本・東洋の古美術を中心とした美術館で、旧熊本藩主細川家伝来の国宝・重要文化財をふくむ 6,000点の美術工芸品、48,000点もの歴史文書を収蔵しています。

永青文庫突然の訪問にもかかわらず、同館学芸員の石井窓呂さんに詳しい説明をしていただくことができました。熊本大学や慶応義塾大学などに寄託するなど、熱心な展示、研究を行われているそうです。

たっぷり見学した後は、明治の元勲である山縣有朋の屋敷跡としても名高い椿山荘の庭園(ホテル私有地ですが無料一般公開中)の紫陽花を観賞しつつ、帰路につきました。

神田川と目白坂に挟まれたほんの1km四方の一角に、古き江戸の見所が満載です。絶好の散歩コースですので、お時間があれば、皆様ぜひお立ち寄り下さい。

永青文庫


ページトップに戻る