【受賞のことば】 代理 : 臼井 啓子氏
今日は渡辺順子さんの代わりで参りました、臼井と申します。渡辺さんは布の絵本の講習会で長野のほうに行っていらっしゃいます。私は渡辺さんと一緒に練馬区の石神井保健相談所と光が丘保健相談所で文庫をやっております。保健所の中の赤ちゃん文庫ということで、乳幼児相談の時に開いて、赤ちゃんと絵本とおかあさんを結びつける仕事をしています。その関係で今日は参りました。渡辺さんからメッセージを預かっておりますので、それを代読させていただきます。
第4回図書館サポートフォーラム賞をいただくことになり、身に余る喜びと共に心より御礼申し上げます。
自宅の一室を開放して始めた文庫は、この30年の歩みの中で、障害を持つ子との出会いから、布の絵本制作に取り組みはじめ、また、保健婦さんとの出会いから、保健所に文庫を作り、すべての赤ちゃんが絵本と出会い、親子の触れ合いを通して、ことばと心を健やかに育つ環境づくりに取り組むことができています。特に保健所文庫20年の活動が認められ、昨年から「絵本と出会う・親子ふれあい事業」として、全国展開されることになりました。
布の絵本作りも保健所文庫運営も、たくさんの文庫仲間たちの理解と協力があって実現し、継続しています。ですから、今回の受賞は、この素敵な文庫仲間たちと練馬区の図書館員、保健婦さんたち、みんなが評価された証と思っています。受賞の喜びを継続・充実のエネルギー源といたしたく思っています。
本日参加することができなかった事、非常に残念に思っています。同時に、たいへん申し訳なく思っています。14日は雪景色の長野県穂高町立図書館で「第1回布の絵本講習会」でした。今年最初の布の絵本の種をひと粒蒔きに行っています。
最後になりましたが、推薦者平島セツ子様、事務局の皆様、そしてご一緒に受賞された松竹大谷図書館、立川とラオスを絵本で結ぶ会の皆様方にもよろしくお伝え下さい。
ご参加の皆様方のご健康とますますのご活躍を心より願っております。
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