凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
 : 図書単行書誌 prr : 各章末

第198回:総目次編(2024年7月)

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
「愛知県環境調査センター所報」40-49(2012-2021) 掲載論文一覧 - 「愛知県環境調査センター所報 50」 愛知県環境調査センター 2023.3 p87-90
「芦屋市文化財調査報告目録」1-118(1959.03.28-2023.03.31) 目録 芦屋市教育委員会 『芦屋市内遺跡発掘調査報告書 : 令和2年度国庫補助事業 : 寺田遺跡(第254地点)』 芦屋市教育委員会 2023.3 p18-21
「an・an」1-49(1970.03.20-1972.04.05) 椎根和 『49冊のアンアン』 フリースタイル 2023.4 16,285p
A5
「安全衛生コンサルタント」1.1-43.145(1981.01.01-2023.01.20) バックナンバー* - 「安全衛生コンサルタント : 一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会機関誌 43.146」 日本労働安全衛生コンサルタント会 2023.4 p38-41
「位置」1-3(1976.04.30-1977.09.30) 書誌データ 〈川本隆史〉 『現代思想 51.5臨時増刊 総特集鷲田清一 : ふれる・まとう・きく』 青土社 2023.4 p348-349
「宇都宮地区労情報」「地区労宇都宮」1-1185(1973.11.30-2021.03.21) 機関紙の歩み* 田中一紀 『歌を忘れたカナリアたちへ : 宇都宮地区労の軌跡』 アートセンターサカモト 2023.6 p177-198
「沖縄法学」1-50(1973-2022) 索引 - 「沖縄法学 51」 沖縄国際大 2023.3 p83-105
「オルガン研究」41-50(2013-2022) 目次 - 「オルガン研究 50」 日本オルガン研究会 2023.3 p84-89
「学友会雑誌」1-10(1931.09-1940.04) 総目次細目 鈴木宏宗 『図書館の教育・調査・交流誌史 : 文部省図書館講習所から占領期の大学へ 別冊』 金沢文圃閣 2023.12 p31-39
「北の子供」1.1-4.12(1946.04-1950.01) 総目次細目 谷暎子 『『北の子供』 : 占領期の地域児童文化雑誌1946~50 別冊 解題・総目次・索引・特別附録資料』 金沢文圃閣 2023.6 p55-29
(50-76b)
「教育実践ライブラリ」1-6(2022.05-2023.03) 目次総覧 ぎょうせい 『次代を見据えた学校経営戦略』 ぎょうせい 2023.4 p106-111
「叢 : 近世文学演習ノート」「叢 : 草双紙の翻刻と研究」1-40(1979.04-2019.02) 総目次 叢の会 『江戸の絵本読解マニュアル : 子どもから大人まで楽しんだ草双紙の読み方』 文学通信 2023.4 p295-302
「訓点語と訓点資料」111-150(2003.09-2023.03) 掲載論文総目録 - 「訓点語と訓点資料 150」 訓点語学会 2023.3 p44-52
「経済統計研究」38.1-50.3(2010-2022) 掲載論文名一覧 - 「経済統計研究 50.4」 経済産業統計協会 2023.3 p40-55
「月刊住職」1-542(1974.07-2019.12) 201号総索引 - 『月刊住職 : 月刊『寺門興隆』を含む : 1974年7月号(創刊号)~2019年12月号 通巻542号)』 興山舎 2023.12 DVD第1巻/5枚
「国学院法学」1.1-60.4 総目次 - 「国学院法学 60.4=237」 国学院大 2023.3 p474-397
(1-78b)
「古代文学研究(2次)」21-31(2012.10-2022.10) 総目次 - 「古代文学研究 第2次 32」 古代文学研究会 2023.10 p109-114
「このたび」1.1-2.3(1928.02.01-1931.09.01) 掲載記事一覧 石原和* 『近代如来教と小寺大拙 : 研究と史料』 日本電子書籍技術普及協会 2023.3 p323-318
「サオダト」1972.01-1974.12 資料紹介 〈宗野ふもと〉 『中央ユーラシアの女性・結婚・家庭 : 歴史から現在をみる』 国際書院 2023.3 p203-279
「The Chinese Social and Political Science Review」19.1-24.4(1935-1941) 目録(下) 〈林幸司〉 「成城大学経済研究 240」 成城大 2023.3 p59-69
「紙之世界」1-176,178(1908.11.03-1923.08.03) 河内聡子 『『紙之世界』解説・総目次・索引』 不二出版 2023.12 115,20p A5
「島崎藤村研究」1-49(1976.01-2022.11) 総目次 - 「島崎藤村研究 50」 鼎書房 2023.12 p199-217
「社会学刊」1.1-6(1929.07-1948.01) 掲載論文目録 星明 『中国社会学史 : 清末民国,反右派闘争,改革開放下の社会学』 フィールドワーカーズ 2023.7 p82-88
「城西大学語学教育センター研究年報」1-14(2005-2021) 既刊号総目次 - 「城西大学語学教育センター研究年報 15」 城西大 2023.3 p1-6b
「昭和女子大学女性文化研究所紀要」34-49(2007.03-2022.03) 総目次 - 「女性文化研究所紀要 50」 昭和女子大 2023.3 p52-59
「新聞用語研究」1-62(1946.11-1952.03) 総目次細目 井川充雄 『占領期『新聞用語研究』 : 附.戦前の満洲朝鮮新聞用語集』 金沢文圃閣 2023.5 p116-100(9-25b)
「成城教育」151-200(2011.03.30-2023.09.30) 総目次・執筆者索引 〈成城学園教育研究所〉 「成城教育 200」 成城学園教育研究所 2023.9 p103-162
「聖徳」201-250(2009.07-2023.07) 目次一覧表 - 「聖徳 250」 聖徳宗教学部 2023.7 p26-38
『全集日本の文学』1-80 全巻構成 中央公論新社 『素顔の文豪たち』 中央公論新社 2023.4 p365-393
『戦前期「外地」図書館資料集』 総目次細目 金沢文圃閣 『戦前期「外地」図書館資料集 満洲編 別冊』 金沢文圃閣 2023.7 p310-240(1-71b)
「台湾公論」7.1-10.5(1942.01-1945.05) 総目次 河原功 『『台湾公論』 : 1942~45年-植民地総合文化雑誌 別冊』 金沢文圃閣 2023.5 p35-64
「地域経済研究」1-30(1990.03-2019.03) 総目次 - 「地域経済研究 : 広島大学経済学部附属地域経済研究センター研究紀要 31」 広島大 2023.3 p27-41
「帝国瓦斯協会雑誌」1.1-32.3(1912.08.25-1943.05.25) 瀧本文治 『『帝国瓦斯協会雑誌』記事総目次 : 1912年~1943年』 イーブックカフェ京都 2023.10 p167p B5
「丁酉倫理会倫理講演集」1-150(1900.05.13-1915.02.10) 総目次 〈大木康充〉 「大東法政論集 31」 大東文化大 2023.3 p3-72
「丁酉倫理会倫理講演集」151-280(1915.03.10-1926.02.01) 総目次 〈大木康充〉 「大東法政論集 32」 大東文化大 2024.3 p3-66
「東洋の思想と宗敎」31-40 総目次 - 「東洋の思想と宗教 40」 早稲田大 2023.3 p140-144
「図書館界」48.1-73.6(1996-2021) 特集一覧* 日本図書館研究会 『日本図書館研究会の75年 : 日本図書館研究会のあゆみ1996-2021』 日本図書館研究会 2023.3 p170-181
「日本美術」80-198 資料 森龍朗 『子規庵・『日本美術』般若の巻・鴫立庵 : 原安民と千代のこと』 文藝春秋企画出版部 2023.10 p268-325
「Newton」創刊準備号-500(1981-2023) 表紙記事一覧 - 「Newton 43.3」 ニュートンプレス 2023.3 p48-56
「葉隠研究」1-98 索引 〈佐賀県立図書館〉 「葉隠研究 94」 葉隠研究会 2023.9 p1-98b
「畑田重夫国際政治研究会会報」1-34(2006.04.10-2015.09.01) 会報総集 畑田重夫国際政治研究会 『憲法に生きる : 畑田重夫先生追悼集』 畑田重夫国際政治研究会 2023.5 p74-75
「華文大阪毎日」「華文毎日」1-141(1938.11.01-1945.05.01) 〈牛耕耘〉 『華文大阪毎日 復刻版 別冊』 不二出版 2023.7 283,92p A5
「光と陰」1-12(1973.11.26-2021.04.28) 会誌 〈倉元正子〉 『織りなす光と陰の逕 : 新潟女性史クラブ50年のあゆみ』 新潟女性史クラブ 2023.3 p105-110
「一橋ビジネスレビュー」2000夏秋-2023夏 ビジネス・ケースバックナンバー - 「一橋ビジネスレビュー 71.2」 東洋経済新報社 2023.9 p150-151
「福祉と人間科学」1-32(1990-2021) 総目次 - 「福祉と人間科学 33」 花園大 2023.3 p149-162
「法政史学」51-100(1999.03-2023.09) 総目次 - 「法政史学 100」 法政大 2023.9 p104-122
「禊教会雑誌」7,8,10,11 解題・目次補遺 〈木村悠之介*〉 「國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所年報 16」 国学院大 2023.9 p75-83
「やまぐちの自治」124-140(2019.05-2023.05) 目次 - 「山口の自治 141」 山口県地方自治研究所 2023.8 p46-53
「ラ・メール」1-40(1983.07-1993.04) 総目次 棚沢永子 『現代詩ラ・メールがあった頃 : 1983.7.1-1993.4.1』 書肆侃侃房 2023.8 p252-255
「歴史研究」1-60(1963.11.30-2023.03.25) 総目録 - 「歴史研究 60」 大阪教育大 2023.3 p68-47(1-22b)

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有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

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2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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